スズキを釣ろうで~

春のベストシーズンが終わって6月初頭、チヌのノッコミが終わりメバルの大型も釣れにくくなって釣り人がホッと一息(-。-)y-゚゚゚入れる時期・・・。そっがな事しっとておえるかいな。(^_^;) スズキを釣らにゃ~!こいから7月末頃まで、日中に釣るルアーじゃ釣れにく~なるけど、晩に浮釣りすりゃ~ヨウ釣れるんじゃが。これ、一般的にゃ~意外と知られとらん。他の地域は知らんけど、下津井沖じゃ~ほとんどウチのお客さんしかやってないね。ほやけんじゃろうな~、こいからの時期、下津井沖の夜釣りゃ~『たい公望』の独断場になってくんね。

今年の釣況を見るのに、すでに、今の段階でも大分上向いてきとるけん、やってみたい思うとる人、絶対挑戦してみて。ちょっとしたコツさえ分かりゃ~そがに難しいこた~ないと思うけん。ポイントは、1シーズン、ワシが案内するとこを見ときゃ~大体どういう条件のトコが釣れるか分かると思うし、ウキを流す位置やヒットしてからのやり取りは、ワシや常連さんに聞きゃ~誰でも親切に教えてくれる。

仕掛けは、2号の磯竿に3~4000番のリール、3号の道糸に3~4号のハリス、針はチヌ針の4~5号でエサは大きめのイキのエエ青虫を用意しときゃ~バッチシじゃ。

狙い目の潮は、大潮から中潮の初めまでがお薦めじゃで。他の潮でもエンじゃけど、大潮回りの方がポイントが多いけん、その方がエエと思うで。

余談じゃけど、ワシもこの釣りが好きで、一時、ヨウしよったね。エエで~。

ウキが沈んでスズキが食込むまでの長いようで短い間。次の瞬間、スーとウキが沈み、深みに入るようにゆっくりと消えていく。その動きを遮るように竿を起こすと穂先には今まで味わった事のない重量感。「のった!」胸の高鳴りを抑えて竿を立てリールを巻く。が、突然軽くなる。バラシタか?。気が緩みかけた時、フト見ると80cmオーバーの大きな魚体。リールを巻く手が止まり、突然の大物に足が竦む。それを待っていたようにスズキが反転、一気に沖に向かって突っ走る。大きくシナル竿。うめき声の如く鳴るドラグ。スズキが、突然、その本性をあらわす。「おっどりゃ~!」雄叫びを上げ、自らを発奮させて腰を落す。が、『時、すでに遅し』で根に入られてしまう。悔しさがこみ上げて地団駄を踏む。「・・仕方がない(-_-;)」と、諦めることを自身に言い聞かせ、その思いを断ち切るように糸を切る。脱力感が全身を覆い、暫くその場に座り込む。悔しい。何としても悔しい。再び闘志が湧き上がり、竿を握る。が、バラシが悪かったのかアタリがない。待つこと30分・・・1時間・・・2時間。今日はボウズかと諦めかけたその時、ウキが沈む。「きた!! こんだ~絶対、逃がさんど!!」自ずと昂揚し、ボルテージは最高潮。が、あくまで気持ちでのこと。穂先には表さず、靜かにスズキが食込むのを待つ・・・待つ・・・ひたすら・・・待つ。手に汗が滲む。心臓も鼓動を増し臨戦体制に入る。ウキは水面下1mほどの位置にユラユラしている。意を決して、糸フケを取りアタリを利く。『ゴトゴトゴトゴト?』か~、赤チンじゃが(^_^;)。ボルテージは一気に最低潮。釣る気も失せて納竿。

T司君が行くより

ま、時にゃ~こがな事もあら~な。スズキの浮釣り言うな~ボウズになることも多いかも知れんけど、それだけに大物を釣りあげた後の感動は格別じゃで。ワシャ~この感動を皆んなに味おうて貰いたい思うてこの文章書いとんね。1シーズンもやりゃ~10中8、9釣れると思うけん、絶対、挑戦してみて。と、言うことで、皆さん、2000円握り締めて全員集合!!\(^◇^)/

H14.5

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